日本の再生に向けて

戦後教育の洗脳から脱却する為に、近現代史を学ぼう

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弁護士会がおかしい

弁護士会がおかしい

私が学生の頃は司法試験に合格する事は、(男の私が言うのは何だが)夢のようであり憧れであった。司法試験に合格すれば即弁護士になれると是までそう思っていたが、調べると意外と簡単ではない。

 弁護士になる為には
  ‐司法試験に合格し、
  ‐司法研修を受けただけではだめで、「入会しようとする弁護士会を経て、日本弁護士連合会に登録の
   請求をし」(弁護士法第9条)、
  ‐「日本弁護士連合会に備えた弁護士名簿に登録されなけれはならない」(同8条)と、
  ‐弁護士会に所属が認められ

て初めて弁護士と認められる。
弁護士会に所属しなければ弁護士としての活動が認められないのだ。弁護士会が弁護士にとって生殺与奪の権を持っている。
 
 弁護士は弁護士法で大幅な活動の自由を保証されるかわりに、「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。2 弁護士は、前項の使命に基き、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持及び法律制度の改善に努力しなければならない」(同第1条)を使命として、「弁護士は、常に、深い教養の保持と高い品性の陶やに努め、法令及び法律事務に精通しなければならない」(同第2条)と、人間としての深い教養と高い品性を求められている。

 そして弁護士会は、「弁護士及び弁護士法人の使命及び職務にかんがみ、その品位を保持し、弁護士及び弁護士法人の事務の改善進歩を図るため、弁護士の指導、連絡及び監督に関する事務を行うことを目的とする」(同31条)、と規定されて、弁護士の教育と懲戒を行う義務であり権限を与えられている。

 弁護士会は地方裁判所の管轄区域ごとに設立され、その会則は日本弁護士連合会(日弁連)の承認を受けて始めて有効となる。日弁連は弁護士会と所属する弁護士に対して絶大な権限を持っている所以である。

 話しをいきなり光市母子殺害事件に関連して、懲戒請求を受けた安田弁護士に振る。
平成20年3月15日の時点で、安田好弘弁護士(61歳)は懲戒請求を受けた所属の第二等強弁護士会の懲戒は免れたが、日弁連の審判は未だ下っていない。普通の人間ならば、明日には弁護士資格を失うか知れない時で、安閑としておれない時であった。

 その上に前年6月から始まった同裁判も奇妙奇天烈な弁護方法の為に行き詰っており、敗色濃厚な時期であった。弁護士の力量を疑われ、そしてその資格を剥奪されるかも知れないこの時期に、安田弁護士の態度は常人とは違っていた。
彼は半分公(おおやけ)と言えるシンポジウムの席で、(既に結審はしているが)裁判中であり懲戒請求の原因となった光市母子殺害事件をネタに仲間の弁護士と嬉々としていたのである。

それを報じた記事を引用する:
――――――――――――――――
MSN産経ニュース 平成20年3月30日
花田紀凱の週刊誌ウオッチング
 一、二審の無期懲役の判決を最高裁で破棄され、高裁に差し戻された光市母子殺人事件。弁護団の所業については腹立たしいことが多いが、これはひど過ぎる。
 『週刊新潮』(4月3日号)の「『屍姦(しかん)再現写真』を前に大笑いした光市『母子殺害事件』弁護士たちの『鬼畜発言録』」。
 3月15日、都内で「『光市事件』弁護団に聞く 弁護団は何を主張・立証したのか」というシンポジウムが開かれた。主催は「『光市事件』報道を検証する会」。
 当日は弁護団の17人が出席したというが〈「あの弁護士たちの態度は不謹慎、非常識にもほどがあります」(出席者のひとり)〉。
 例えばこんな具合。
 事件の経過を説明しているとき、安田好弘弁護士が11カ月の子の年齢を11歳と間違えた。
 〈途端、他の弁護士がどっと笑い出したのだ。わずか11カ月で命を奪われた夕夏ちゃんの年齢を間違えたことが、そんなに可笑(おか)しいのか〉
 あるいは殺害状況を説明する新谷桂弁護士が弥生さんの首を絞める様子を手ぶりで示しつつ、
 〈「水平なんですね、ほぼ。私はちょっと違いますね、ハハハハ。図面の方がいいですね、ハハハハハ」と自ら笑い声を上げ、周りの弁護士も実に楽しそうに笑うのだ〉
 殺害の模様を再現実験した写真を見ながら松井武弁護士は〈「あの被験者は私です。ハハハ。鑑定人のところに行って首を絞められたのも私です。イヤハハハハ」〉。
 まさに〈信じ難い「鬼畜発言」〉だ。

―――――――――――
 週刊新潮は弁護士連を「鬼畜」と断じ、花田紀凱氏は、「腹立たしく、ひど過ぎる」と断じた。
私も同意見である。

 このシンポジウムが開かれた10日後の3月24日に、日弁連懲戒委員会(委員長は現在最高裁判事宮川光冶氏)は、第二東京弁護士会の決定を支持して、懲戒請求を棄却したことを発表した。
懲戒委員会の決定が何時であったのかは発表されていないし、安田弁護士がシンポジウムの時にその決定を知っていたのかもわからない。しかしながら、請求を棄却する決定が既に出ているのを知っていたからこそ、懲戒委員会に知れたら自分の首を締めるような所行を、出来たのであろう。

 安田弁護士を含めた彼等弁護団は嬉しかったのだ。前年5月から始まった光市母子殺害事件の公判は、半年間で12回を数え12月初めに結審している。そして自分らへの懲戒請求も棄却される‘だろう’。(それとも‘された’、かな?)
事件を担当したお陰で弁護士とし名が売れ、弁護士料も手に入り、首になる心配もない! 橋下弁護士(減大阪府知事)も参戦してくれたお陰で、マスコミデビュを果たせ、お金も入り、こんなうれしい事はないでしょう。被告が死刑となってもお気の毒様で済ませられる、と。

 そうです、彼らは被告の為でなく、自分の正義-死刑廃止と称して自分の為に闘ったのです。ある意味子供のような無邪気さがあり、そして鬼畜の心持っているから、却って始末が悪い。
最高裁を侮辱し、裁判長を怒らせるなどして裁判所を利用し、供述を覆させ、精神異常者であるような芝居を被告にさせて利用し、そして利用価値のなくなれば、見向きもしない。明日からまた次のお客様を見つけなければ、出来るだけ凶悪犯が良い、と思っていたのではないだろうか。

 日弁連の懲戒請求棄却発表から一ヵ月後の4月25日に、広島高裁は被告に死刑の判決を下した。

 法を守らず、最高裁判所を冒涜し、被告を己の主義主張のために冒涜し、公判中の事件を茶化し、被害者の心情などお構いなしの弁護人に対して、懲戒をしない弁護士会。その元締めの日弁連の責任は重い。
安田弁護士が弁護士法で求める「品性」や「深い教養」を持っているのなら、その品性や教養とその深さの基準とは何かを示さなければならない。そんな事は出来ないだろう。

 弁護士会は日本の司法を担う一翼として今の司法制度は出来ている。しかしながら公正さが求められるその司法の一翼を担えているか、と問われれば「否」である。権利は離さず自分の正義だけは主張するが、義務は果さない、それが弁護士会である。


光市母子殺害事件関係 出来事史(クロニクル)
平成11年4月14日 光市母子殺害事件が発生
      4月18日 犯人逮捕
      8月11日 家裁から送致後の山口地裁で初公判(犯人=被告は起訴事実を認める)
平成12年3月22日 山口地方裁判所 無期懲役の判決
      3月28日 検察が控訴
      9月7日 広島高裁で控訴審初公判
平成14年3月14日 広島高等検察庁 控訴棄却(無期懲役のまま)
      3月27日 検察が上告
平成17年12月7日 最高裁が弁論期日を翌年3月14日と決定通知
平成18年2月27日 安田好弘、足立修一両弁護士が被告と初めて接見
      3月14日 最高裁口頭弁論 欠席
平成18年6月20日 最高裁二審判決を破棄し高裁への差し戻し判決
平成19年年5月24日 差し戻し審第一回公判(むちゃくちゃな弁護)
       5月27日 弁護士・橋下徹が『たかじんのそこまで言って委員会』で弁護士会に対して懲戒請求発言
      10月18日 第11回公判 検察は死刑を求刑
      12月4日 第12回公判、結審
      12月20日(頃) 第二東京弁護士会は懲戒請求を棄却
               (日弁連へ懲戒請求)
平成20年3月15日 シンポジウムでの弁護団のはしゃぎ
      3月24日 日弁連懲戒委員会は第二東京弁護士会の決定を支持して、懲戒請求を棄却
      4月25日 広島高裁差し戻し判決 「被告は死刑」、弁護団即日上告

(参考:門田隆将 著 「なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」新潮社 平成20年7月20日発行)

感想:
 当時日弁連の懲戒委員長であった宮川光冶最高裁判事の責任は特に重い。宮川氏は日弁連で教育関係(養成や研修)の責任者でもあった人である。本来であればその教育の結果を反省して、懲戒処分をして身を退くべきではないのか。
それが半年後には、最高裁の判事にちゃっかりと座る。公正さのない人が公正を求められる最高裁判所の判事になる。
こんな人が上告審裁判で判事を務めないように、国民審査で落としたい。

 私の同窓でも弁護士になった人がいる。中学時代から優秀、スポーツ好き、人に好かれ、だから羨ましいほど‘もてた’。
その内の一人は優秀で、ストレートで東大に入り現役の時に司法試験に合格した。我々同期の星であったが、若くして亡くなった。
また東大法学部に入って学生運動に投じ、中退した知り合いにいる。この人も中学から学業・スポーツに優秀であった。そんな優秀な人が集まった弁護士会なのだが、今はおかしいと思う。
弁護士の中には、正義の人もいるのだろうが、少数派である。私の友達も弁護士会で羽振りを利かすタイプでなさそうだ。
 
 こう考えると、日本の将来が案じられる。
うう~ん、でもぼやいてもしょうがない、ぼやくな!子供達のために頑張ろう。
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