NHKが昨年より番組に関する世論調査を行い、公表を始めた。
えっ、と驚かれる人がいるだろう。NHKは番組制作に関する世論調査と公表は、つい最近までしていなかった。
放送やNHKに関しての調査はしていたし、内閣支持や選挙投票での世論調査はしていたが、番組制作に関してはしていなかったのだ。
メーカーに喩えると自分の製品の市場調査をしていなかった事である。そんなことしたら製品が売れなくなる、がビジネスでの常識だが、NHKは製品は独占定価売り切り販売で収入が確保されているから調べる必要などないし、却って危険だからやらなかったのである。
日本放送協会定款(平成20年4月)の第5章業務の執行(国内放送等の放送番組の編集等)第46条には、世論調査について次のように定めている:
「本協会は、国内放送の放送番組の編集及び放送又は受託国内放送放送番組の編集及び放送の委託に当っては、次の各号に定めるところによる。
(1)豊かで、かつ、良い放送番組を放送し又は委託して放送することによって、公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与するように、最大の努力を払う事(以下略)、2「本協会は、公衆の要望を知る為に、定期的に、科学的な世論調査を行い、かつ、その結果を公表する。」
この条項は今年4月に改定する前のバージョン(平成18年5月)の第31条に全く同じ文言で存在したので、無視されていた。
一連の不祥事と改革でこの条項が生き返ったのだ。
無視されたのは、NHK内部で決められている国内番組基準(平10年5月26日改正)がある為である。
その番組基準とは:
日本放送協会は、全国民の基盤に立つ公共放送の機関として、何人からも干渉され ず、不偏不党の立場を守って、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで、よい 放送を行うことによって、公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くさなければな らない。
この自覚に基づき、日本放送協会は、その放送において、
1 世界平和の理想の実現に寄与し,人類の幸福に貢献する
2 基本的人権を尊重し,民主主義精神の徹底を図る
3 教養、情操、道徳による人格の向上を図り,合理的精神を養うのに役立つようにする
4 わが国の過去のすぐれた文化の保存と新しい文化の育成・普及に貢献する
5 公共放送としての権威と品位を保ち、公衆の期待と要望にそうものであることを基本原則として、
ここに、国内放送の放送番組の編集の基準を定める。
と、規定して定款との整合性はない。
私はNHKに世界平和の為や公共の福祉などを求めていない。それはNHKの仕事ではない。求めているのは事実に基いた正しい報道だけである。
この放送基準の中には番組編成の為の世論調査云々が一言もないのでもともと整合させる積りはないようである。
この古くからある番組基準を盾にNHKは番組制作の為の世論調査を長らくやってこなかった。政治的な調査は熱心だが、自分の調査はしないその上からの目線は今も続いているのは、昨年よりやっと始めたその調査に出ている。御座なり(おざなり)にやっている世論調査だからである。
御座なりの理由は、その調査が:サンプル数が2000人弱であり、調査の方法が電話での詐欺的とも言える問合せ方法だからだ。
調査が書類でなく、いきなり電話口で行われるのだ、そして先ず、
NHKの放送の全体的な信頼性評価として質問が以下のように続く(斜字部分がNHKの問い):
「あなたは、現在のNHKのテレビ、ラジオの放送を信頼していますか。「信頼している」を5点、「まあ信頼している」を4点、「どちらともいえない」を3点、「あまり信頼していない」を2点、「信頼していない」を1点として、5段階で評価すると、何点になりますか。」。
(信頼している、から言い出している点を注意)
そして本題の質問が以下の順序で為される(%は最新の2007年12月!の数字):
1.1点(信頼していない) 2.0%
2.2点(あまり信頼していない) 3.9%
3.3点(どちらともいえない) 19.7%
4.4点(まあ信頼している) 34.3%
5.5点(信頼している) 28.6%
6.NHKの放送はまったく見聞きしていない 8.5%
7.わからない、無回答 3.0%
質問の順序を逆転させられて答えるほうは混乱していないか?もう一回やってくれとも言えないだろう。こう質問されたら後の方へ答が行くのでないだろうか。
科学的な世論調査をするなら、アンケートなども併用してそれぞれの調査方法の欠点を埋め合わせる必要がある。
でもこの調査は番組についての調査ではない。NHKの姿勢に対する調査である。
番組に関する調査としては以下がNHK放送研究所のHPに載っているのが唯一のようである。少し長くなるが論拠として転載するが、時間のない人は飛ばして読んでいただいても結構である:
ーーーーーーーーー
「放送に関する世論調査
人々は「番組」をどのように評価しているか
〜2007年6月「番組総合調査」から〜
2008年2月「放送研究と調査」
テレビの個別 番組に対する視聴者の満足度をはかるため、編成局では年に1度、関東地区の夜間のプライムタイムに放送されているNHK総合、日本テレビ、TBS、フジテ レビ、テレビ朝日、テレビ東京の定時番組を対象に、番組の視聴頻度、認知、視聴感想、視聴理由、見ない理由をたずねる調査を実施している。
2007年6月の調査で、最も満足率が高かった番組はNHK総合の「プロフェッショナル」で、「探検ロマン世界遺産」が並んでいる。民放で最も高かったのはフジテレビの「ライアーゲーム」(全体では4位)であった(いずれも視聴経験者分母)。
また、視聴理由について一部紹介すると、<知識・情報が得られる>はニュース・情報系の番組で占められ、NHK総合では「ニュースウォッチ9」など、民 放では23時台のニュースが上位にあがっている。また<見ごたえがある>では、「風林火山」(NHK総合)が最も多い。
この調査は,番組の内容・性質や視聴者に届かせたいと考えている方向性と,視聴者の受けとめ方との比較・検証ができ、視聴理由のタイプによる番組分類なども可能となる。また、継続して実施することによってその番組のもつ勢いなどをはかることもできる。
その一方、同一の選択肢で全ジャンルの番組の評価や感想をたずねることの難しさや、満足率や視聴理由などの指標の母数となる視聴者数の問題などは、引き続き検討すべき課題として残っている。
今後とも、視聴率調査ではすくい取ることのできない視聴者の多様な要望を把握するとともに、他の調査データを組み合わせながら,人々にとって,その番組 がどのような役割をもつ番組なのか,その番組を見ることが,どのような意味をもつのか,といったことも立体的にみていきたいと考えている。 編成局(世論調査) 白石信子/照井大輔
ーーーーーーーーーーー
調査方法、サンプル数の記載もなく、そもそも何故プライムタイムなのか、何故民法他局との比較なのか、わからない。
単純に、「おもしろいか」「公平な報道か」と単純に多くの人に聞けばよいものを。
これはどうな調査をしたかわからないが、その結果を自分の手元に置いて他人には見せずに編成局世論調査員の呟きである。あんたの呟きなど聞きたくないのだが。
以上が「調査は御座なり」というの理由である。及び腰なNHKの態度が見えてくる。彼等は世論調査を真面目にすると、不都合な結果が出てくることを知っているのだろう。
何故昨年12月以降の結果を出さないのか? 今年一月に発覚したNHK職員の株のインサイダー取引があるのではないだろうか?
斯様にNHKの世論調査は胡散臭い。定款に定める番組編成の為の科学的な世論調査というのであれば、多数の決まった人々(定点観測)を、定期的に(定時観測)、各種の方法を使って調査すべきである。
NHK番組(特に報道で)偏向が多いことをクレームしても「承りました。担当の部局に伝えます」で、当方の住所・氏名と連絡先は訊くが、NHKの誰が受けたのか、誰が担当なのかは言わない、そしてその後は梨の礫である。
世論調査も真面目にしない、クレームも梨の礫、そして田母神論文に見られる偏向番組制作は今日も続けられて行く。‘敵’の攻撃に要塞の如く構えるNHKに、来年は蟻の一穴を見つけ出してその要塞を崩す事を一つの目標にしたい。
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ブログを訪問して頂き有難うございました。
日本会議に入ろうと呼び掛けながら、直接的には関係ない時事・政治問題を取り上げています。それら問題の根源にあるのは、日本の政治が時代に合わなくなっており、今変えなければならない事であり、どう変えるかである。
その為には我々の連帯が必要な事を訴え、一つの有効な手段として日本会議に入る事を勧めている。日本会議でなくても、他の組織で個人の力を結集すれば結構です。意見が合えば組織同士で連帯すれば良い。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
えっ、と驚かれる人がいるだろう。NHKは番組制作に関する世論調査と公表は、つい最近までしていなかった。
放送やNHKに関しての調査はしていたし、内閣支持や選挙投票での世論調査はしていたが、番組制作に関してはしていなかったのだ。
メーカーに喩えると自分の製品の市場調査をしていなかった事である。そんなことしたら製品が売れなくなる、がビジネスでの常識だが、NHKは製品は独占定価売り切り販売で収入が確保されているから調べる必要などないし、却って危険だからやらなかったのである。
日本放送協会定款(平成20年4月)の第5章業務の執行(国内放送等の放送番組の編集等)第46条には、世論調査について次のように定めている:
「本協会は、国内放送の放送番組の編集及び放送又は受託国内放送放送番組の編集及び放送の委託に当っては、次の各号に定めるところによる。
(1)豊かで、かつ、良い放送番組を放送し又は委託して放送することによって、公衆の要望を満たすとともに文化水準の向上に寄与するように、最大の努力を払う事(以下略)、2「本協会は、公衆の要望を知る為に、定期的に、科学的な世論調査を行い、かつ、その結果を公表する。」
この条項は今年4月に改定する前のバージョン(平成18年5月)の第31条に全く同じ文言で存在したので、無視されていた。
一連の不祥事と改革でこの条項が生き返ったのだ。
無視されたのは、NHK内部で決められている国内番組基準(平10年5月26日改正)がある為である。
その番組基準とは:
日本放送協会は、全国民の基盤に立つ公共放送の機関として、何人からも干渉され ず、不偏不党の立場を守って、放送による言論と表現の自由を確保し、豊かで、よい 放送を行うことによって、公共の福祉の増進と文化の向上に最善を尽くさなければな らない。
この自覚に基づき、日本放送協会は、その放送において、
1 世界平和の理想の実現に寄与し,人類の幸福に貢献する
2 基本的人権を尊重し,民主主義精神の徹底を図る
3 教養、情操、道徳による人格の向上を図り,合理的精神を養うのに役立つようにする
4 わが国の過去のすぐれた文化の保存と新しい文化の育成・普及に貢献する
5 公共放送としての権威と品位を保ち、公衆の期待と要望にそうものであることを基本原則として、
ここに、国内放送の放送番組の編集の基準を定める。
と、規定して定款との整合性はない。
私はNHKに世界平和の為や公共の福祉などを求めていない。それはNHKの仕事ではない。求めているのは事実に基いた正しい報道だけである。
この放送基準の中には番組編成の為の世論調査云々が一言もないのでもともと整合させる積りはないようである。
この古くからある番組基準を盾にNHKは番組制作の為の世論調査を長らくやってこなかった。政治的な調査は熱心だが、自分の調査はしないその上からの目線は今も続いているのは、昨年よりやっと始めたその調査に出ている。御座なり(おざなり)にやっている世論調査だからである。
御座なりの理由は、その調査が:サンプル数が2000人弱であり、調査の方法が電話での詐欺的とも言える問合せ方法だからだ。
調査が書類でなく、いきなり電話口で行われるのだ、そして先ず、
NHKの放送の全体的な信頼性評価として質問が以下のように続く(斜字部分がNHKの問い):
「あなたは、現在のNHKのテレビ、ラジオの放送を信頼していますか。「信頼している」を5点、「まあ信頼している」を4点、「どちらともいえない」を3点、「あまり信頼していない」を2点、「信頼していない」を1点として、5段階で評価すると、何点になりますか。」。
(信頼している、から言い出している点を注意)
そして本題の質問が以下の順序で為される(%は最新の2007年12月!の数字):
1.1点(信頼していない) 2.0%
2.2点(あまり信頼していない) 3.9%
3.3点(どちらともいえない) 19.7%
4.4点(まあ信頼している) 34.3%
5.5点(信頼している) 28.6%
6.NHKの放送はまったく見聞きしていない 8.5%
7.わからない、無回答 3.0%
質問の順序を逆転させられて答えるほうは混乱していないか?もう一回やってくれとも言えないだろう。こう質問されたら後の方へ答が行くのでないだろうか。
科学的な世論調査をするなら、アンケートなども併用してそれぞれの調査方法の欠点を埋め合わせる必要がある。
でもこの調査は番組についての調査ではない。NHKの姿勢に対する調査である。
番組に関する調査としては以下がNHK放送研究所のHPに載っているのが唯一のようである。少し長くなるが論拠として転載するが、時間のない人は飛ばして読んでいただいても結構である:
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「放送に関する世論調査
人々は「番組」をどのように評価しているか
〜2007年6月「番組総合調査」から〜
2008年2月「放送研究と調査」
テレビの個別 番組に対する視聴者の満足度をはかるため、編成局では年に1度、関東地区の夜間のプライムタイムに放送されているNHK総合、日本テレビ、TBS、フジテ レビ、テレビ朝日、テレビ東京の定時番組を対象に、番組の視聴頻度、認知、視聴感想、視聴理由、見ない理由をたずねる調査を実施している。
2007年6月の調査で、最も満足率が高かった番組はNHK総合の「プロフェッショナル」で、「探検ロマン世界遺産」が並んでいる。民放で最も高かったのはフジテレビの「ライアーゲーム」(全体では4位)であった(いずれも視聴経験者分母)。
また、視聴理由について一部紹介すると、<知識・情報が得られる>はニュース・情報系の番組で占められ、NHK総合では「ニュースウォッチ9」など、民 放では23時台のニュースが上位にあがっている。また<見ごたえがある>では、「風林火山」(NHK総合)が最も多い。
この調査は,番組の内容・性質や視聴者に届かせたいと考えている方向性と,視聴者の受けとめ方との比較・検証ができ、視聴理由のタイプによる番組分類なども可能となる。また、継続して実施することによってその番組のもつ勢いなどをはかることもできる。
その一方、同一の選択肢で全ジャンルの番組の評価や感想をたずねることの難しさや、満足率や視聴理由などの指標の母数となる視聴者数の問題などは、引き続き検討すべき課題として残っている。
今後とも、視聴率調査ではすくい取ることのできない視聴者の多様な要望を把握するとともに、他の調査データを組み合わせながら,人々にとって,その番組 がどのような役割をもつ番組なのか,その番組を見ることが,どのような意味をもつのか,といったことも立体的にみていきたいと考えている。 編成局(世論調査) 白石信子/照井大輔
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調査方法、サンプル数の記載もなく、そもそも何故プライムタイムなのか、何故民法他局との比較なのか、わからない。
単純に、「おもしろいか」「公平な報道か」と単純に多くの人に聞けばよいものを。
これはどうな調査をしたかわからないが、その結果を自分の手元に置いて他人には見せずに編成局世論調査員の呟きである。あんたの呟きなど聞きたくないのだが。
以上が「調査は御座なり」というの理由である。及び腰なNHKの態度が見えてくる。彼等は世論調査を真面目にすると、不都合な結果が出てくることを知っているのだろう。
何故昨年12月以降の結果を出さないのか? 今年一月に発覚したNHK職員の株のインサイダー取引があるのではないだろうか?
斯様にNHKの世論調査は胡散臭い。定款に定める番組編成の為の科学的な世論調査というのであれば、多数の決まった人々(定点観測)を、定期的に(定時観測)、各種の方法を使って調査すべきである。
NHK番組(特に報道で)偏向が多いことをクレームしても「承りました。担当の部局に伝えます」で、当方の住所・氏名と連絡先は訊くが、NHKの誰が受けたのか、誰が担当なのかは言わない、そしてその後は梨の礫である。
世論調査も真面目にしない、クレームも梨の礫、そして田母神論文に見られる偏向番組制作は今日も続けられて行く。‘敵’の攻撃に要塞の如く構えるNHKに、来年は蟻の一穴を見つけ出してその要塞を崩す事を一つの目標にしたい。
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ブログを訪問して頂き有難うございました。
日本会議に入ろうと呼び掛けながら、直接的には関係ない時事・政治問題を取り上げています。それら問題の根源にあるのは、日本の政治が時代に合わなくなっており、今変えなければならない事であり、どう変えるかである。
その為には我々の連帯が必要な事を訴え、一つの有効な手段として日本会議に入る事を勧めている。日本会議でなくても、他の組織で個人の力を結集すれば結構です。意見が合えば組織同士で連帯すれば良い。
皆様、良いお年をお迎え下さい。



